技能連携校である、パリス文化服装専門学校（新庄市）および白鷹高等専修学校（白鷹町）に入学した生徒が、同時に本校で高等学校教育を受け、決められた学習の成果をおさめれば高等学校卒業資格を得ることができる学科です。服飾科の生徒は本校と技能連携校の両方に同時に入学し、進級する必要があります。技能連携校に入学せずに本校服飾科に入学することはできません。

普段は技能連携校に通って専門科目の技能を学び、原則として月2回（主に水曜日）本校に出校して高校卒業に必要な普通教科を学びます。

【霞城学園高校服飾科で学ぶ科目】（　）内は単位数

明日への国語（２）／国語総合（４）／世界史Ａ（２）／日本史Ａ（２）または地理Ａ（２）／現代社会（２）／数学Ⅰ（４）／科学と人間生活（２）／生物基礎（２）／体育（７）／保健（２）／コミュニケーション英語Ⅰ（４）／書道Ⅰ（２）または美術Ⅰ（２）／社会と情報（２）／総合的な学習の時間（１）

【技能連携校で学ぶ科目】（　）内は単位数

家庭総合（４）／生活産業基礎（２）／課題研究（２）／服飾文化（２）／ファッション造形基礎（６）／ファッション造形（１２）／ファッションデザイン（４）／服飾手芸（４）

３年間で合計７４単位の修得を目指します。（霞城学園高校３８単位、技能連携校３６単位）

霞城学園高校服飾科では、面接指導（スクーリング）、添削指導（レポート）、試験（テスト）の3本柱が学習の基本です。

【面接指導（スクーリング）】

月2回（原則水曜日）

学年ごとに同じ教室で一斉に指導を受け、レポートを作成していきます。

【添削指導（レポート）】

レポートを完成させ、決められた日に提出します。合格点は５０点です。科目によって、レポートの回数が違います（3回～6回）。家庭での自学自習も必要になります。

【試験（テスト）】

年に2回、前期と後期に分けてテストを実施します。決められたテスト日に受験しなければなりません。また、テストを受ける前に全てのレポートが合格している必要があります。

試験の合格点は３０点です。

科目の単位修得の他に、特別活動に出席する必要があります。特別活動には、学校行事（入学式、卒業式など）、生徒会活動（生徒総会、通教祭など）、ホームルーム活動があります。普通科と合同のものもあります。

学校行事は原則として日曜日です。

認められません。本校服飾科はあくまでも技能連携校での学習が主となります。技能連携校と霞城学園高校服飾科、どちらの単位も同時に修得する必要があります。

技能連携校を退学した場合は霞城学園高校服飾科も退学となります。

ただし、本校を退学しても、技能連携校への在籍は可能です。

（この場合、高校卒業資格は得られません。）

服飾科は学年制ですので、3年間で卒業となります。